“ノーベル賞銘柄”の賞味期限
<10日発表「化学賞」関連も注目> 株式マーケットは山中伸弥京大教授(50)のノーベル医学・生理学賞受賞に沸いた。9日、平均株価は企業の業績悪化懸念から90円以上も下げたが、山中教授が開発したiPS細胞に絡む銘柄は軒並み急騰。バイオ関連のタカラバイオやメディネット、コスモ・バイオはストップ高で取引を終えた(別表参照)。「iPS細胞は裾野が広い。培養に必要な装置を製造する島津製作所や、iPS細胞の取り出し装置を開発したニコン、さらに製薬会社など関連銘柄は豊富です。しかも実用化はこれからなので、株高傾向は当分続くと思います」(株式アナリストの櫻井英明氏) ノーベル賞銘柄は息が長いのが特徴だ。02年に田中耕一氏が受賞(化学賞)したときは島津製作所が高騰。260円前後だった株価は受賞後に470円まで急上昇した。1年過ぎても6割上昇のままだった。 10年に根岸英一氏が受賞(化学賞)した際は帝人が上がった。270円前後だった株価は年末に350円まで上昇している。「今回は再生医療に注目が集まっています。日本が世界をリードしている分野です。それだけにノーベル賞受賞をきっかけとして、市場全体を牽引する可能性があります。山中氏に続く受賞者が出てくれば、市場は一段と活気づくでしょう」(櫻井英明氏=前出) 9日発表の物理学賞は米仏の2氏が受賞したが、10日発表の化学賞は日本人の有力候補が2人いる。トムソン・ロイターの“候補者リスト”には東京理科大学の藤嶋昭学長と、首都大学東京の春田正毅名誉教授が名を連ねるwww.tokyohot-moncler.com。「藤嶋氏は酸化チタンの光触媒反応の発見で知られています。関連銘柄はTOTOです。また藤嶋氏はJR東海の研究所の所長をしています。春田氏は金の触媒作用に絡む発見。その技術は妊娠検査薬などに応用されていますから製薬会社が狙い目です」(市場関係者)【ノーベル賞関連銘柄】◆社名/9日終値/前日比◇タカラバイオ/※497/+80◇大日本住友製薬/846/+14◇メディネット/※11,240/+1,500◇テラ/838/+96◇コスモ・バイオ/※78,200/+10,000◇田辺三菱製薬/1,167/+19◇エーザイ/3www.monclerdown.me,465/+50◇日本ケミカルリサーチ/972/+14◇島津製作所/526/+6◇ニコン/1,939/0◇ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング/70,200/ +4,700◇セルシード/788/+33◇武田薬品/3,580/+30◇TOTO/564/-2◇JR東海/6,800/-130※はストップ高moncler。終値、前日比の単位は円(日刊ゲンダイ2012年10月10日掲載)
没有评论:
发表评论